【商品番号】1502 【締切日】1/11 【入札終了時間】23時 【商品名】エダホザウルス (大) 【メーカー】大協 【サイズ】約460mm (全長) 【備考】ソフビ、オレンジ色成型 【状態詳細】並:経年による塗装スレ、右前足かん着ゆるめ、気泡あり 【最低落札価格】100,000円
【コメント】ケラトザウルスと同じオレンジの成型色に深い緑と赤のスプレーが吹かれています。 ケラトとは同時進行で作られた物と思われます。エダホザウルスは (大) のみ存在が明らかで、 (小) (中) は確認されていません。大協のシリーズは、原型師の仕事が素晴らしく、ただの恐竜玩具で終わらせていない、職人の癖がわかる粋な計らいが散りばめられています。 例えばエダホでは、かん着 (パーツの分割部分) 胴体と尾が別パーツなのですが、尾の最大まわりは、なんと約23cmもあります。これは子供達が小さな手で、尻尾の先を持ち歩くことを想定した上での作り手の (強度に関する) 配慮が感じられます。 最大の特徴である背中の帆ですが、化石や復元資料から推測されるイメージよりも、小ぶりの帆となっています。見栄え良くするには、大きくするべきところ、ソフビのパーツを量産する際に、型に液状のソフビ素材を注入して、加熱後、素材の柔らかい内に型から引き抜くのですが、エダホは頭部と胴体で大きな1パーツの為、帆を大きくすればする程、型全体に素材が流れ届き難くなり、パーツ欠損など失敗のリスクが高くなります。帆を大きくするには、帆だけでもう1パーツ原型から作る必要があり、結果取り止めになった、大人の事情が見え隠れします。 容姿からは想像し難いですが、エダホは草食動物であることから、口周りもキバを控えめにした造型となっている監修者故のリアルさも見られます。
【大協 Q&P BRAND 生きていた恐龍と怪獣 ソフビ】 '70初期に株式会社 大協(たいきょう)から発売された「生きていたきょうりゅうと怪獣」広告掲載分8体を含めたシリーズです。「ほんとうに生きていたきょうりゅうを勉学へのいざないとしてつぎつぎと再現したいと思います」といったコンセプトで製作されました。監修・指導に小学館の「なぜなに学習図鑑」を手掛けた、科学評論家 相島敏夫 氏を全面起用とした経緯をふまえても、探究心旺盛な当時の子供たちへ迫る切り札となったのではないでしょうか。
発売当時ソフビに付属していた、説明書きには「今回は次の六種類が発売されました」と書かれ、その名に挙がっている物は、アロザウルス、チラノザウルス、ジアトリマ、ステゴザウルス、トリケラトプス、イグアノドンとなっています。広告掲載分には、ジアトリマとイグアノドンは載っておらず、説明書きには、ケラトザウルス、エダホザウルス、スコロザウルスは載っておりません。イグアノドンは説明書きには挿絵で描かれています、実際に販売されたかどうか、ソフビ原型が作られるまで至ったかどうかも不明です。 【パチ怪獣】
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