【商品番号】2002 【締切日】1/11 【入札終了時間】23時 【商品名】「人造人間のピン坊」の函 【製作者】大城のぼる 【メーカー】中村書店 【サイズ】函 (195×135×19mm) 【状態】並 【状態詳細】箱イタミ (しみ・擦れ・一部ハズレ・底部欠) 【最低落札価格】30,000円
【コメント】出現率の低さに幻とも呼ばれる、人造人間のピン坊。それを納めるための函が、まんだらけ目録史上初登場です。 大城のぼるは大阪の元文社から小学生向けの「学年別童話漫画」という上段に一枚絵の漫画、下段に文章を書いた本を本名の栗本六郎の名で出版。その後上京し、中村書店からシリーズ一巻目にあたる「愉快な探險隊(昭和8年)」を出版します。この本がコマ割り、フキダシで物語を一冊で書き下ろす最初のストーリー漫画ともよばれ、それまでは「のらくろ」のような雑誌連載につかわれた一話完結の連続漫画が主流でした。 そしてナカムラマンガのシリーズで「チン太二等兵」、「しろちび水兵」など数々の名作を描き上げたのち、ナカムラ・マンガ・ライブラリー全70冊の67巻目、このシリーズの大城作品では最後の本となる「人造人間のピン坊」が誕生します。SF漫画の先駆者ともよばれる大城のぼる、ちゃかのー博士の大発明、人造人間のピン坊のお話は、衝撃的な印象を残した「火星探險(昭和15年)」よりも2年も前に作り上げた作品。 底部の欠損はありますが、なにより函を手に入れたというステイタスは何物にもかえがたいと思います。丁寧に描き上げた可愛いピン坊のイラストはハッキリと残っております。
今回の商品は函のみで本体が無いため、内容を見ることができないのが残念ですが、画像3に「ZENBU43号」掲載商品「マンガブック」(昭和24年)より、大城のぼる「ちかのう博士」の人造人間P坊が登場するシーンを表示しました。参考画像としてご参照下さい。
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