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水木しげる直筆原稿「河童の三平」 (兎月書房巻) 7巻表紙

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開始日時

2016/07/20 00:00:00

終了日時

2016/08/07 14:35:45

商品番号

3035z76

オークション形式

LIVE大オークション

入札単位 [詳細]

10,000

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商品説明

【商品番号】3035
【商品名】水木しげる直筆原稿「河童の三平」 (兎月書房巻) 7巻表紙
【サイズ】427×363mm
【備考】額装
【状態】美
【最低落札価格】700,000円

【コメント】
水木しげるの代表作といえば「鬼太郎シリーズ」「河童の三平」「悪魔くん」ですが、その河童の三平の原本7巻の表紙絵がここに残されていました。下弦の月に照らし出された夜空の雲を背景に樹上で何者かが魔笛で彷徨える魂を呼び寄せています。この画の秀逸なところは人魂や月をホワイトで塗り出さず、筆を入れないで余白を残すことで表現していることです。この技法は普通に水木は他の作品でもやっていますが、単純にホワイトで背景を消すことで得られる効果と、「描かない」で空間を生み出す効果では雲泥の差が出ています。後者の技法で生み出された空間はその輪郭が旋律を持ち、その領域には鼓動する生命をもたらしています。水木はその効果を熟知していたのでしょう。面倒な技法をわざわざ使っていたのはもちろんこの表紙絵に命を吹き込むためでしたが、決定的だったのはこの画が持たなければならないバランスでした。月夜の青に統一されたこの作品の主役は正に「何も描かれていない」人魂と月の余白だったのです。彷徨う人魂は樹上の魔笛に操られ、雲間に覗く月を見ることが出来るでしょうか。一見河童の三平とは何の関係性も見出せない画ですが、水木しげるの絵の底力を見せつけられる作品です。それだけ作者がこの河童の三平という作品に思い入れがあったのでしょう

他に2種類の額をお付けいたします (この画はかつてまんだらけ目録に掲載されていたものですが、その時この画用に作成した額とマットが今見ますとあまりマッチしていません (反省しています) 。出来れば内側のマットだけでも色を変えて頂くといいかもしれません・ダークな色味が合うと思います)

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