【商品番号】7001 【商品名】みのり書房オリジナルコミックス全15巻セット 【メーカー】みのり書房 【最低落札価格】30,000円
【コメント】 それまでマニアの間では全部で14冊出版されていたと思われていたみのり書房オリジナルコミックスの15番目のタイトル『いやッ高校進学なんて!』が発見されました! しかもホラー! 最高です! みのり書房オリジナルコミックスは連載物をまとめたのでは無く、このシリーズの為に書き下ろした未発表作品を売りにラインナップを重ねていきました。黒田みのるの怪奇物でスタートしましたが、芸文社のかもめコミックスの様な質感でマイナー作家が多い中、佳作が揃い、統一感のある装丁が魅力的で、紙カバーでコンディションの良い本がなかなか出てこないレーベルです。そんなオリジナルコミックスが突然異質なシリーズに変貌するのがナンバリング10の『愛と死のジーンズ』からのラインナップ。ペーパーバックタイプの装丁に突然の文庫サイズへの変更、巻末には「オリジナルコミックはペンギン文庫に変わります!応援してね」と言っておきながら次作は何事も無かった様に新書サイズに戻っています。この『愛と死のジーンズ』タイトルは以前から知られていましたが市場にはなかなか出回らず、なんだか文庫サイズらしい、と噂になるほどのレアなタイトル、基本的にオリジナルコミックスは全てがレアでペーパーバックになった後半は殆ど出ません。14の『金色のひとみ』なんかは今回の出品の物と、マニアには伝説の調布にあった、まんがのさんぽみちの目録でしか見た事がありません。 そんなレアなシリーズに新たなラインナップが発見されました。作家は上原ゆう子ですが元々パワープロのアシスタントなので、もう黒田みのる作品と言っても過言では無い内容で最高です。最後に最大の謎が表紙に書かれた突然のサイクルプレゼント当選発表の文字。えっ!? いつプレゼント告知したのって、前作にも前々作にもプレゼントの告知が載っていませんでした。発行年月日の記載が無いのですが、雑誌コードから察すると1976年の12月の発行、ではその頃のみのり書房から発行されていた雑誌に何か情報があるかもと思いましたが、月刊OUTも出ていない時期で、雑誌『オカルト時代』が唯一近そうな雑誌でしたがこれにも載っておらずで判らずじまい。 推測ですが、巻末にパワープロで心霊・怪奇マンガファンは50円切手を送ったら「手かざしの業」についての返事がもらえたらしいので、そこで募集があったのではないかと思われます。 兎にも角にも後半巻だけでも入札する価値があるセットです。マニアの方は手に入れてください! 本の詳細は画像20をご参照下さい。
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