【商品番号】7001
【商品名】その仮面をとれ
【製作者】石塚不二太郎
【メーカー】若木書房
【発行年】1957(S32)04.20
【サイズ】A5上製
【ページ数】96P
【状態】並
【状態詳細】糸綴じ跡、カバーイタミ (折れ・破れ・1-2cm欠け数カ所) 、見返しイタミ (ノド補強・書店印) 、本文しみ破れ
【最低落札価格】250,000円
【コメント】
貸本印 (やよい堂-千葉市稲毛海岸) 、探偵漫画シリーズ25
若木書房の探偵漫画シリーズは全48冊が、昭和31年(6月)から昭和33年(2月)にかけて発行された。「探偵」というキーワードを広義の基調とし、怪奇・SF風味、多種多様な作品が刊行されている。若き日のつげ義春、松本正彦、深井日郎、遠藤政治等、錚々たるメンバーがシリーズに一同に参加しているのも特徴である。見るべき所の多いシリーズであるが、とりわけ目にとまるのはやはり、通巻25番・石塚不二太郎「その仮面をとれ」の存在だろう。石塚不二太郎、どこかで聞いた事があるような、ない様な。聞きなれぬ作家名であるが、なにをいわんや、知る人ぞ知る石森章太郎と赤塚不二夫両氏の合作ペンネーム。内容もその2大才能の合作にふさわしい、高速度で展開する力強いアクションスリラーの大傑作。この二人がこの名義で作品を発表したのはこれが限り。非常に熱量の高い、漫画史上稀に見る貴重な作品と言って良いだろう。貸本上がりの個体であるが、カバーイタミ、糸綴じ跡の他には本体に目だったイタミは無く、総じて良好な状態の一個体。お見逃し無く。
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