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少年チャンピオンコミックス/横山光輝「あばれ天童全7巻初版セット」

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開始日時

2017/10/20 00:00:00

終了日時

2017/11/05 21:28:23

商品番号

6101z83

オークション形式

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商品説明

【商品番号】6101
【商品名】あばれ天童全7巻初版セット
【製作者】横山光輝
【メーカー】秋田書店
【最低落札価格】2,500円

【コメント】
秋田書店「少年チャンピオン」不良マンガの系譜
少年チャンピオン=不良マンガの殿堂といったイメージは、創刊号 (1969年) からの看板連載である番長マンガのクラシック梶原一騎・荘司としお『夕やけ番長』 (チャンピオン連載は1969 1970) と、家族全員が犯罪者というギャグマンガの永井豪『あばしり一家』 (1969 1973) から始まっていたといっても良い。
『夕やけ番長』に代表されるような番長マンガは、ケンカの先にある友情や人間的成長を描くことで人間性回帰にポイントを置いているあたりは、現在のようなケンカや抗争に面白さのポイントを置いた作品とは一線を画している。
そういった意味で、少年チャンピオン=不良マンガのイメージを継承したのは真樹日佐夫・石井いさみ『すてごろ専科』 (1973) だが、壮絶な過去を背負った主人公がケンカの中に心の拠り所をもとめた特異な作品だった。後に連載する『750ライダー』 (1975 1985) の初期すらも寄せ付けない殺伐とした雰囲気が全体を覆っている。
横山光輝が漫画家生活20年を境目にこれまでの自分にない新しい分野を開拓しようと挑戦した『あばれ天童』 (1974 1975) が、番長連合との抗争劇とケンカを主体とした『男一匹ガキ大将』以降のスタンダードな不良マンガ。
横山光輝の中では異色作だが、『伊賀の影丸』で見せた相手の次の一手を予測させない物語運びでグイグイと読者を引き込んでいく作者の持ち味を遺憾なく発揮。
暴力描写も徹底しており、痛みをビジュアル化するという部分では過剰な描線によるリアル志向の劇画的絵柄で演出された痛みには到達できない魅力は、不良マンガの系譜でもっと評価されるべき作品の一つ。

1巻/1974(S49).12.25/初版/新書/210P/-/並上~美/-
2巻/1974(S49).12.25/初版/新書/210P/-/並上~美/-
3巻/1975(S50).5.30/初版/新書/202P/-/並上~美/-
4巻/1975(S50).5.30/初版/新書/210P/-/並上~美/-
5巻/1975(S50).10.10/初版/新書/218P/-/並上~美/-
6巻/1975(S50).12.25/初版/新書/230P/-/並上~美/-
7巻/1976(S51).1.15/初版/新書/226P/-/美/-


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