【商品番号】3006 【商品名】天空の城ラピュタ修正ラフ原画 【製作者】直筆:宮崎駿 【サイズ】235×350mm 【ページ数】28枚 【備考】保証書有 【セルNO.】Cut.B-415&417 【最低落札価格】500,000円
【コメント】 前半、地下の坑道へと逃げ込んだパズーとシータが一息つくシーン。 パズーのお弁当をパクつくシータです。
現在ジブリ美術館でもジブリ作品の“食べる”の企画展示が開催中ですが、ラピュタの“食べる”と言えばこのシーンのこのシータでしょう。 全28枚の修正ラフ原画。 しっかりとシータが描かれている画は数枚ほど、ところが手にとってパラパラとめくって見てみると見事なまでに前後の画が補完しあっていて シータがパズーの真似をしてパンをパクパク、モグモグするお芝居が目の前に鮮やかに再生されます。 これぞアニメーション! 『アニメーションは感覚の再現である』とは宮崎監督の言葉ですが この原画を手にとって直に見る表現力たるや普段観賞できる劇中の同シーンより 数十倍も“食べる”を実感できます。 パンから目玉焼きが落ちないように手元は動かさず、口元ですくい食べる動きを丹念にそして雰囲気たっぷりに描いてあります。 一瞬ですが前歯も描かれてたり、上唇で目玉焼きを巻き込む絵もあったり、最後は顔を傾げて上手に食べていきます。 さらに“食べる”を追求しながらもシータの可愛さがまったく損なわれていない! 宮崎駿監督自身による修正ラフ原画となれば、取りも直さずこれこそまさにジブリアニメーションの“食べる”そのものでしょう。
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