【商品番号】5001 【商品名】ポケモンイラストレーター [ポケモンカード] 【シリーズ】ポケモンカード 【メーカー】メディアファクトリー 【サイズ】62×88mm 【備考】【旧裏】 【状態】美 【最低落札価格】1,500,000円
【コメント】ポケモンカードゲームの初期シリーズ (通称:旧裏) における限定品の1枚 “ポケモンイラストレーター” メディアファクトリーから発行された【ポケモンカードオフィシャルガイドブック2000】の記述には小学館「イラストアーティストコンテスト入賞商品カード」の記載があるだけで、実際の流通量については長きにわたり不明のままで様々な推測が流れていました。 その謎については国内外問わずポケモンカードコレクターの話題の1つとして尽きることは無かったのですが、近年になってその謎が明らかになっています。 上記で触れている「イラストアーティストコンテスト」という企画は、ポケモンカードが商品化されて以降ポケモン関連における情報発信源の主であった月刊コロコロコミック誌上で計3回行われました。 コロコロコミック誌上でポケモンカードの情報が最初に掲載された号が【96年8月号・No.220】。ポケモンカード第1弾の発売日は1996年10月20日。 つまりはそれ以降に発売のコロコロコミック誌上で公募及び当選者が発表されたことになります。 応募を募った各号(別途の表参照)にはいずれも当選人数が「若干名」。かつ最優秀賞者のイラストが実際にカード化するという旨もあること、コンテスト形式の公募で見受けられる「該当者なしの場合もあります」の旨も公募と同時に告知されていました。
当選者発表の各号で人数の合計と最優秀賞のカード化されるイラストが確認できます。その当選人数は以下の通り 第1回目‥‥最優秀賞3名+特別賞20名=23 第2回目‥‥最優秀賞1名+優秀賞(2部門合計)7名=8 第3回目‥‥最優秀賞0名+優秀賞(2部門合計)8名=8
以上の合計39名が当選者と裏づけが取れた事により、長きに渡って謎となっていた発行枚数については1つの終着点にたどり着くこととなりました。枚数が明らかになったことにより一喜一憂するコレクターも多い中、今回出品のポケモンイラストレーターについては公募企画における入賞品のため「抽選○○名のプレゼント品」とはまったくの別物。応募内容によっては流通枚数自体がさらに多かった可能性もありました。当選発表時期から10余年の経過、旧裏時代のNo.1・2・3トレーナー各種と同じく代替がまったく利かない記念品。 この次表舞台に現れるのはいつになるだろうか……
**************************************************************** ポケモンカード発売以降の各号を遡ると応募を募った号が確認できます。 第1回目:97年11月号(No.235) 第2回目:98年5月号(No.242) 第3回目:98年6月号(No.243) 当選者は後に発表され、第1回目と2回目では実際にカード化された最優秀賞も計4名出ています。 発表された号はそれぞれ 第1回目:98年1月号(No.237) 第2回目:98年7月号(No.244) 第3回目:98年8月号(No.245)
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