【商品番号】6011 【商品名】バットマン・第1部 【製作者】獅子重六 【メーカー】中村書店 【発行年】1959(S34)04.30 【サイズ】B6上製 【ページ数】128P 【状態】美 【状態詳細】カバー小イタミ 【最低落札価格】100,000円
【コメント】中村書店「バットマン」 獅子重六版、中村「バットマン」。本家は超人といえど中身はあくまでも人間ですが、こちらは地球の平和を護る為にはるか宇宙の星より飛来した、純然たるスーパーヒーロー。「日本貸本漫画新聞」の広告等を追うと全3集が発行・予定されていた様子があるのですが。未だその実存は確認されておらず、現状でナンバリング262までの存在が確認されている「ナカムラマンガシリーズ」の内、その最大通巻数までの内253、258、259、261番がタイトル不明の幻の存在となっているため、そのいずれかがこのバットマンの第3集ではないかといわれていますが、定かではありません。また、それらが発行されたと目されるタイミングは「中村書店」終焉の時期と重なる事から、実際には発行されていない可能性も色濃くあり、興味のつきぬ所です。 【バットマン】第1部 宇宙のある星から円盤に乗って友好のためにやってきた少年、バットマンはその道中、偶然にも世界征服を企てる悪の集団、その名も世界征服団の首領、ヒルストン氏が座乗する飛行機の編隊に遭遇する。ヒルストンの一団は既にその同志達を世界各国の要所に潜入させており、また、擁する絶大な軍事力を以って今にも世界を影に日向にその手中にせんと、暗躍を続けているのである。有無をいわさぬヒルストンの攻撃に少年バットマンは地球にはびこる悪を一掃する事を硬く胸に誓うのであった。辛酸を舐めさせられたヒルストンは、バットマンに対抗する為、日本の獅子重六博士が開発した国防用のロボット兵器「鉄人」に目をつける。良いも悪いも操縦次第の「鉄人」を手に入れた世界征服団と正義の使者バットマンの熾烈な戦いが繰り広げられる。表題は「バットマン」ですが口絵・奥付に記載されるタイトルは「鉄腕バットマン」とさらに危険な感じに。その鉄腕バットマンが某28号っぽい鉄人と戦いを繰り広げる、という夢のようなシチュエーションが展開。加えて見れば。表紙の弓を引くバットマンのマスクは黒色ですが、本文中、カラー頁に登場する鉄腕バットマンのマスクの色は、赤。赤マスクと言えば、おもしろブック連載の某レッドマスクが思い出される所。劇中、鉄腕バットマンの故郷の星は「ある星」とだけ言及されていますが、ひょっとするとそれは、あのクリプトン星の事なのかも知れません。清濁渦巻く「貸本漫画」という混沌にのみ存在をゆるされた奇蹟の一冊といえるでしょう。 “中村書店”関連商品6011~"6014、6031~"51、6302~"6304
|