【商品番号】8018 【商品名】自販機本 JAM全11冊セット 【メーカー】ジャム出版 【サイズ】B5 【ページ数】80~88P 【備考】1~7号 【状態詳細】ヤケ、表裏シミ、数頁シワ、角折れ、1:数頁5cmフチ破れ 【最低落札価格】60,000円
【コメント】 「SEXと革命、両方とりたい君のために」、「オナニー&メディテーション!」。 伝説の自販機本として王座に君臨するX Magazine JAMの全冊セットの登場です。 実際にはJAMの前身である「X-MAGAZINE」(JAM表記なし)が一冊出ています。 厳密には含めるべきかもしれませんが、残念ながら間に合わず。 純粋なるJAMの揃いということでご理解お願いします。
成年雑誌という媒体ながら、禅、神秘思想、インディーズロック、ドラッグ、サイケデリックカルチャー、ビートニク、プロレス、とポルノを完全無視したアンダーグラウンドな記事ばかりで紙面が構成されたこの雑誌は、鋭敏な読者によって取り上げられ伝説化していき、現在でもアンダーグランド・カルチャーを語る際に欠かすことのできない雑誌といってよいでしょう。
真夜中に親の目を盗み、表紙だけの情報を頼りに一冊を決定し、お金を投入した後も「音が周囲に聞こえやしまいか」とストレスを抱えるのが自販機本というものなのですが、そうしたリスクをくぐり抜け、家に持ち帰って部屋で開いた中身がこんな記事ばかりだったら、色々な意味でショックが大きかったはずです。 バラでは出てきますがセットとなると出現率はかなり少ないので探していた方にはまたとない機会でしょう。
【創刊号】 「山口百恵のゴミ大公開!」と題したスキャンダラスな記事では実際にファンレターや、使用済みの生理用品まで写真付で公開。その他インディーズ・パンク・シーンを紹介した「NO PUNK! NO WAVE!」ではフリクション、リザード、アーント・サリー、SHOT、ガセネタ、灰野敬二らが紹介。その他瞑想用ヴィジュアルパターン集、W・バローズ、A・ハックスレー、エルヴィス、ラム・ダス、臨済などの引用や記事など。松岡正剛にみせて「この雑誌はパンクをやろうとしてるんだ」と言われた話なども載ってます。執筆者、佐内順一郎、八木真一郎、鳥井ガク他。ヌードページは5P(接写ばかり)
【2号】 「ああ官能の肉体大特集」の中身は、上杉清文「万個の顔を持つプロレス」、甲斐守紀広「ブッチャーに気をつけろ!」、「神道には大麻の神様がいたという話 芥川耿インタビュー」、山崎春美「愛の太陽組合」、渡辺和博「パパとママのバスルーム」ほか。秋山裕徳太子の政見インタビュー、書評欄はトーマス・ピンチョンの「V」。創刊号により磨きがかかっています
【3号】 新宿駅神様ストリート(高杉弾)、女と狂気とパワーのすきま(都礼アンフ)、さって行ったものとまだここにあるもの(ポール・ボウルズ)、田中泯インタビュー、フリークということについてもっと、考えてみよう。、愛の太陽組合後編(山崎春美)、書評はラジニーシ「TAO 永遠の大河」。編集後記は白夜書房の末井昭が書いています
【4号】 科学小説之先駆者達 押川春浪(会津信吾)、高杉弾のBad Trip、「怪奇恐怖の猫男」(八木真一郎)、短期連載集中講座「サイケデリック・ミュージック第1回」(科伏)、トム・ウルフインタビュー、他。蛭子能収「不確実性の時代は傑作。特集「MAGAZINE FREAK-UP」では黒の手帖、ドラキュラ、季刊FILM、ワンダーランド、トランソニック、NEW SELFなどが紹介。今月の一冊はライアル・ワトソン「未知の贈りもの」
【5号】 高杉弾のBad Trip、今月の一冊はマーク・ヴォネガット「エデン特急」、タントラ・カタログ(八木真一郎)、短期連載集中講座第2回スピード・フリークスの音楽に於ける即興的極限美」(科伏)、腐っていくテレパシーズ、不失者、屈折率、それがプロレスの命だ!!、ハード・キャンディー(渡辺和博)、他
【6号】 高杉弾のBad Trip、デボラ・ハリーインタビュー、今月の一冊「季刊迷宮」、千年王国之眺望、ナポリの夢日記①、短期連載集中講座最終回「超時空的サイケデリック・ディスク・ファイル」(科伏)、トルコ風呂内実存定数と応用(味之本真一)、渡辺和博、他
【7号】 浅川マキ、翻訳企画ドラッグ・コメディアン(前編)、今月の一冊「レゲエ・ブラッドライン」(スティーヴン・ディヴィス)、eye shadowing television(山崎春美)、廃盤カタログ(中島渉)、渡辺和博の今月面白かったこと、水上祥vs賀茂半骨対談、蛭子能収「知識人のレポート」、他
【8号】 高杉弾のBad Trip、翻訳企画ドラッグ・コメディアン(後編)、今月の一冊「神への長い道」(小松左京)、ナポリの夢日記、遊は組出張頁、偶像崇拝者の神殿、渡辺和博の今月面白かったこと、ノーマル・インデックス(科伏)、よい子新聞、夕ぐれの町(渡辺和博)、他
【9号】 高杉弾のBad Trip、ニセ光りした都市の虚ろ、今月の一冊「rock magazine」(阿木譲)、早大文化新聞、ナベゾ氏の今月面白かったこと、SIDE-A:LAFMS漸近線レポート(科伏)、ナポリの夢日記、サラリーマンは二度イライラする(蛭子能収)、他
【10号】 高杉弾のBad Trip、ハイ・ディメンション・ポルノ ウニベルシテート・ムンディの暗示加速(美沢真之助)、信じる者へのグッド・ニュース「100以上のレディ・メードの呪文を使ってお金、力、愛を得よう。」、今月の一冊「世界幻想作家事典」(荒俣宏)、プロレス・インテレクチャーの責務を語る、West Coast's Review(科伏)、ナベゾ氏の今月面白かったこと、後続誌「HEAVEN」刊行広告、他
【特別ゲリラ号】 「HEAVEN EXPRESS」四色迫力カラー、漫画「あひるの一生」(蛭子能収)、高杉弾のBad Trip、ナベゾ氏の今月面白かったこと、今月の一冊「未知の次元」(カルロス・カスタネダ)、腐っていくテレパシーズ 角谷インタビュー、波動プロレス学特講(科伏)、I ces Cream PARANOIA(山崎春美)、他
|