【商品番号】6381 【商品名】虎の人1 【製作者】山川惣治 【メーカー】光文社 【発行年】1949(S24)12.30 【サイズ】A5 【ページ数】64P 【備考】オール2色 【状態】美 【最低落札価格】100,000円
【コメント】 光文社、昭和24年発行の長編絵物語。作並びに画は「少年ケニヤ」等でも知られる山川惣治。山川といえば密林を舞台に凛とした少年がかかる苦難に、挫けることなく立ち向かうというプロットが定番かつ王道の流れであるがこの「虎の人」もその文脈を踏襲した山川節色濃い一遍。インドとチベットの境にあるゴム園を舞台にその支配人たる西村一家を主人公として、様々な事件が巻き起こる。ゴム園を襲う、現代には存在しえない「恐竜」、密林の奥に隠された神殿で、虎頭の神像を崇める異形の森人達、その森人達に君臨し、そして操る謎の大司教。行方不明となった父・西村清司を探さんと、森に学び成長していく少年・信生。信生の前に現れる謎の、神像と同じ姿をした「虎の人」。物語は急展開。表紙等にはその旨の表記は有りませんがこちらは第1集。すわ、と言う所で第2集に続刊となっています。目だったイタミのない良好な状態の個体です。
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