【商品番号】6124 【商品名】柳生忍群全5巻セット 【製作者】小島剛夕 【メーカー】三洋社 【サイズ】A5 【ページ数】192P 【状態】並 【状態詳細】1巻-貸本糸綴じ、カバーイタミ(折れ・小ハガレ・破れ・小欠け)、小口印、本文しみ破れ・書店印、2巻-貸本糸綴じ、カバーイタミ(折れ・破れ・小欠け)、本文しみ破れ小欠け、3巻-貸本糸綴じ、カバーイタミ(折れ・しみ・小欠け)、本文しみ破れ、4巻-貸本糸綴じ、ビニールカバー貼付イタミ(ヤケ)、本文しみ破れ・テープ補修、5巻-貸本糸綴じ、ビニールカバー貼付イタミ(しみ・破れ・小欠け)、本文しみ破れ小欠け 【最低落札価格】100,000円
【コメント】 貸本印(1巻-ミマツ書房) 時代物の巨匠、小島剛夕が放つ硬派な剣戟・忍術物。柳生独眼竜と恐れられた十兵衛三巌が歩む波乱の道。十兵衛との遺恨に燃え忍びの宿命に生き抜く伊賀のかげろう、剣の掟に生命を賭ける宮本武蔵の子、伊織。新陰流の陰を担い、暗躍し二人に立ちふさがる十兵衛。三者三様の思惑が交錯。5集表紙の煽りの文言が格好良い。タイトル通り、十兵衛率いる柳生の忍群が主人公・主軸として描かれるのですがそれは歴史に暗躍する非情の軍団として。それも宿命を貫くが故なのですが、かなり悪辣な悪役的立ち位置となっており、己の宿命に純粋に立ち向かうもう二人の主人公との対比が物語りに深みと独特の雰囲気をかもし出しています。悪役柳生、という所で後の「子連れ狼」に通じる所もある様な、ない様な(ちなみに小島は後、昭和40年代に「漫画アクション」等の劇画誌界隈にこの「柳生忍群」を下敷きとしたと思わしき連作を発表していたりもします)。発行は三洋社。三洋社と言えば同時代に発行された白土三平の「忍者武芸帳」がどうしても有名ですが、向こうを張って負けず劣らず、重厚な名作。全5巻揃い、お見逃し無く
z84忍者単行本
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