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劇画キングシリーズ/池上遼一/原作=小池一雄「I・餓男ボーイオリオン出版全5巻初版セット」

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開始日時

2019/08/20 00:00:00

終了日時

2019/09/04 21:37:14

商品番号

8006z94

オークション形式

LIVE大オークション

入札単位 [詳細]

500

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商品説明

【商品番号】8006
【商品名】I・餓男ボーイオリオン出版全5巻初版セット
【製作者】池上遼一/原作=小池一雄
【メーカー】オリオン出版
【最低落札価格】4,500円

【コメント】
劇画キングシリーズ5・10・29・34・35
1巻 日本編〈ア〉/1973(S48).9.30/初版/B6/322P/小口極少シミ/並上~美/劇画キングシリーズ5、スリップ・帯付
2巻 アメリカ編〈イ〉/1974(S49).2.28/初版/B6/290P/カバー少スレ/並上~美/劇画キングシリーズ10
3巻 兇殺行〈ウ〉/1975(S50).10.30/初版/B6/272P/カバー少スレ/並上~美/劇画キングシリーズ29
4巻 逃殺行〈エ〉/1976(S51).6.30/初版/B6/280P/カバーカド少ヤブレ・少イタミ・本体カド少ユガミ/並~並上/劇画キングシリーズ34
5巻 逃殺行〈オ〉/1977(S52).1.10/初版/B6/312P/カバーイタミ・裏表紙少ヤブレ/並/劇画キングシリーズ35

1973年~「週刊現代」「劇画ゲンダイ」「GORO」と三誌に渡り連載を続けたハードボイルド劇画。原作・作画ではなく、『装弾』と『発射』。犯された挙句自殺した婚約相手の復讐を遂げるために立ち上がる男の物語。相手は裏で国家を操る大組織、舞台は日本からアメリカへと渡り広い世界をまたにかけ、追っ手との戦い、逃げながらその復讐を成し遂げようとする。これも道中師・修羅雪姫と同じく復讐劇をテーマにした作品であるが、連載が長期化することで、そのテーマが復讐劇から広大なアメリカの漂流ものへと徐々に変化していった印象があるのは、時代の潮流に合わせたところによるものが大きいだろう。時代物ではない小池原作ともあってセリフ回しに独特な表現(ん→ン、エレクチオンetc)が飛び交うのもこの作品がハシリと言えるのでは。

◆劇画キングシリーズ◆
スタジオシップ(オリオン出版)
さいとうプロでの所属を経て独立した際に小池一夫が中心となって1972年に創業されたプロダクション兼出版社。
叶精作、神江里見らとともにプロダクションとして設立されるも、同時に小池作品を中心に出版事業にも着手、翌年の1973年にその出版部門として「オリオン出版」を発足した。その後、77年に部門解消されるまでの4年間、その出版を担い、劇画キングシリーズをはじめとして、少女ものはポケットコミックス、その他萩尾望都・ちばてつやの作品を出版。解消後は、スタジオシップの名に戻り出版を続け、1995年に社名を「小池書院」へ変更、2016年末に出版不況による破産手続きを開始するまで単行本から雑誌まで多岐に渡り出版を続けた。
初期シップ・オリオンの劇画キングシリーズの単行本は総タイトル数は35タイトルと少ないものの、紙カバーである上に厚冊の仕様、そのため非常にイタみやすく、本体の評価が難しいタイトルである。また、再版も多く、それらに加え帯も存在、初版・帯付で揃えるというのは意外と難しい。今まで個々のタイトルでの注目はあってもシリーズとして焦点の当たるコミックではなかったのではないだろうか。
そのため、コレクション性としてのステータスは高く、ページをご覧いただければ感じていただけると思うがその各タイトルの佇まいも見栄えするものが多い。
多少のカバースレや本体のカドイタミなどはある程度の許容をもって臨んだ方がコンプリートへの道は近いかもしれない。
今回は全2回のうちの第1回、アクションコミックス特集にも登場している上村一夫をはじめとしたオリオン出版期を含めた初期シリーズです。美本もご用意していますので、こぞってご参加されたし。

このシリーズは、シップを創業して1年後にオリオン出版が発足したこともあって、劇画キングシリーズは
-------------------------------
 スタジオシップ(STUDIO SHIP)
  ↓
 オリオン(ORION)
  ↓
 スタジオシップ(STUDIO SHIP) ※カッコ内は背表紙の表記
-------------------------------
という表記の変遷があるので、タイトルによっては出版社が混在する。
といっても、最初の3冊(道中師と修羅雪の1・2)がシップ名義での出版なので、「道中師」はシップ+オリオン2冊の全3巻、「修羅雪姫」はシップ2冊+オリオンの全3巻となるので注意。
また、オリオン出版の発足については別項で述べたが、「修羅雪姫」の2巻(斬流之章)が1973年7月30日発行でスタジオシップ名義、同3巻(復讐之章)が1973年8月30日発行でオリオン出版名義であることから、その出版開始日を確認することができる。
また、部門解消については、劇画キングシリーズでは「アイウエオボーイ」5巻(逃殺行)が1977年1月10日、別シリーズであるポケットコミックス16/西谷祥子「すみれ咲け咲け」4巻が1977年2月10日スタジオ・シップ発行とあるので、「アイウエオボーイ」5巻がオリオン出版の一番最後と推測される

商品の情報

商品(梱包)サイズ
105 mm × 125 mm × 185 mm
重量
1595 g

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