【商品番号】2339 【商品名】桑田次郎直筆原稿「江戸群狼伝」273枚 【サイズ】各255×360mm前後 【状態】並上 【状態詳細】小イタミ、写植剥落 【最低落札価格】600,000円
【コメント】 1話30枚揃い、2話32枚揃い、3話欠、4話16枚(17-24P欠)、5話22枚揃い、6話28枚揃い、7話26枚揃い、8話28枚揃い、9話21枚揃い、10話25枚揃い、11話22枚揃い、12話22枚揃い、イラスト1枚。雑誌「劇画セレクト」に1972~73年に連載された作品。単行本未収録。掲載誌自体もなかなか出回らないものなので、途中欠品ありの未完ですが、ここまでそろって読めること自体が貴重な原稿です。時は江戸初期、徳川幕府の治世で一番煽りを受けたのは、豊臣側の残党をはじめとした浪人達。そんな中、富士太郎改め由比正雪が、なまぐさ坊主の廊然、怪盗つむじ風など仲間を集め倒幕を目指すというのが大筋のストーリー。キリシタン迫害と処刑の歴史が年表も付けて詳細に語られたり、「乞食かさすれば死か」という当時の浪人の過酷さが残酷なまでに描写されていたりと、読む者の芯にささるリアルな時代劇画です。また、各扉絵の一枚絵として額に入れても様になるような凛としたかっこよさ、描線の美しさは特筆に値するでしょう
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