【商品番号】1103 【商品名】鬼太郎夜話全4巻セット 【製作者】水木しげる 【メーカー】三洋社 【サイズ】A5 【ページ数】??176、??160P 【状態】並 【状態詳細】1巻-非貸本、カバー小イタミ(破れ・小欠け)、本文小破れ、2巻-糸綴じ跡、カバー小イタミ、小口印、本文しみ破れ小欠け、3巻-貸本糸綴じ、カバーイタミ(折れ・破れ)、小口ゾッキ線、本文しみ破れ小欠け、4巻-貸本糸綴じ、カバーイタミ(折れ・しみ・小欠け)、小口印、見返しイタミ(破れテープ補修)、本文しみ破れ 【最低落札価格】1,000,000円
【コメント】 扉表記(2巻-きたろうよばなし、4巻-きたろうやわ)
後に青林堂を創業し漫画月刊誌「ガロ」を発行する事となる長井勝一がそれ以前に主宰した三洋社より発行。貸本期の水木「鬼太郎」最長となる全4巻を数える「鬼太郎夜話」。 ストーリーは巻毎の短編ではなく連続した長編となっている。不思議な登場人物が次々と登場し幻想的な風景が次々と登場する奇怪な物語。プロダクション制を本格的に導入する以前の、筆者本人の手による筆致が本編大部分に冴え渡った明暗のコントラストが印象的な画面は、水木しげる初期作品・初期鬼太郎の中でも屈指の完成度との評価も。後に前述の月刊「ガロ」にリライト作品が発表(S42~S45連載)されている。 この頃の水木は既に多くの連載を抱える売れっ子作家となっており、制作には水木本人だけではなく多くのスタッフ、例えば若かりし頃のつげ義春等も携わっていたという。 初出版とリライト版双方並べて良さを見比べてみるのも面白いだろう。続刊として第5集「亀男の巻」の刊行が予定されていたが折しも三洋社倒産の騒動が巻き起こりその最中原稿は紛失、ついぞ発行される事は無かった(後年、原稿の一部が発見されている)
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