【商品番号】1001 【商品名】透明基地 クイーンコスモス 【メーカー】ポピー 【サイズ】340mm 【国】日本 【素材】ポリスチレン 【状態詳細】[箱付:並]弛み、小破れ、スレ[本体:並]未使用、船首部プラスチックの歪みによる隙間 【最低落札価格】900,000円
【コメント】 劇中のクイーンコスモスは基地というより母艦・宇宙船のイメージが強いと思われます。1970年代後半~80年代前半アニメ作品の基地には、「マジンガーZ」の光子力研究所や「ゲッターロボG」のフォーダムG基地等のジオラマ要素の強い物。「闘将ダイモス」のダイモビックや「ダンガードA」のジャスダムなどの宇宙母艦があり、戦闘に参戦したり、後々別の場所に移動するタイプに分かれます。クイーンコスモスは後者にあたり、劇中で活躍する事も多くありました。商品の造形は他作品の純粋な基地より、形状の一部が誇張されたりデフォルメされる事無く、劇中のフォルムをより意識したものになりました。 1970年代後半~80年代前半におけるポピー・バンダイの基地玩具は、「ポピニカ」「プラデラ」の2種類が殆どですが、クイーンコスモスは「ポピニカ」「DX版」「透明基地(プラデラ)」「プラモデル」の4種類発売されました。特にプラ・合金を使用した大きいサイズのDX版は、主翼の変形が可能で、主人公達が搭乗する戦闘用メカ3機も綺麗にカラーリング。この透明基地版より豪華な印象があります。そのため大きいサイズで購入を考えた時にDX版に決める子供達は多かったようです。ライバルの存在により子供達の需要は分散される結果になってしまい、透明基地クイーンコスモスは他と比較して出現率は非常に低いです。 透明基地の名の通り、内部構造ありきの造形なのでクリア成型は必須その為に本体構造が複雑で、また箱自体も中身が確認できるウィンドウ箱なので強度も弱く傷みやすくなっています。元々現存する数自体が少ない上に、本体・箱の状態の良い物は滅多に出現しません。 まんだらけの入荷では、10年間でポピニカ版は30回、DX版は20回ほどですが、透明基地版は今回の商品を含めて2回のみです。前回入荷した商品は箱に傷み・本体が変色の状態で、箱・本体ともにしっかりとした状態は初めてとなっています(宮川)
117松本零士
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