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[4009] ポリ製 ジャイアントサイズ ウルトラマンA サンプル版

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開始日時

2023/10/15 15:00:00

終了日時

2023/11/07 20:37:44

商品番号

4009z118

オークション形式

LIVE大オークション

入札単位 [詳細]

5,000

この商品の入札受付は終了しました

商品説明

【商品番号】4009
【商品名】ポリ製 ジャイアントサイズ ウルトラマンA サンプル版
【メーカー】ブルマァク
【発行年】1972年
【サイズ】495mm
【国】日本
【素材】ポリエチレン、ソフビ
【状態詳細】[本体:並下]マスク欠品、右腕欠品
【最低落札価格】50,000円

【コメント】
今回出品のポリ製ジャイアントサイズのウルトラマンAですが、顔はソフビ製でそれ以外はポリ製です。
当時の広告やカタログにはポリ製ウルトラマンAの掲載はありません。
顔はミラーマンの51cm面取れソフビと同型ですが、それ以外は新規造形です。
ソフビでは見かけられない、足裏に滑り止めのような
エンボスがあります。

1971年からの変身ブームとも言われる第二次怪獣ブームの最中、ウルトラマンAは1972年にTV放映開始されました。
その同時期の1971年12月~1972年11月にミラーマンが放映され、ミラーマン本人を中心に様々な商品が数多く販売されました。ブルマァクの力の入れようは強く、ミラーマン本人のソフビだけでも15種類ほど発売されています。
これに対しウルトラマンAは本人のソフビで10種類ほどでした。
当時のカタログ広告でもミラーマンは9種類、ウルトラマンAは6種類の掲載と差がありました。

また怪獣ソフビの発売で、同ブームの作品で帰ってきたウルトラマン(以下帰りマン)とウルトラマンAを比較すると、スタンダードサイズだけでも帰りマンで40種類以上、ウルトラマンAで6種類と7倍の差があります。帰りマンの放映が1971年なので、たった1年で怪獣ソフビの発売が激減したことになります

ウルトラマンAのTV放送が1972年4月からで第二次怪獣・変身ブームの最中でしたが、ブームの牽引となった帰りマンに比べて視聴率は振るいませんでした。帰りマンが平均視聴率22%に対しウルトラマンAは18%と、帰りマンが大人気だったが故に、関係者の期待に十分に応えられたとは言えませんでした。

放映開始されたウルトラマンAが関係者にとって期待以上の視聴率が無かった事、同時期に、ミラーマン・ウルトラセブン・帰りマンの無版権ソフビが大量に出回った事、新しくマルサンからオリジナル怪獣ソフビが発売された事が重なり、それへの対抗手段として、売れ行き好調だったミラーマン玩具の大量生産が行われましたが、不良在庫が増加。
更に他メーカー参入によるウルトラマンA商品化の分割、企業間の商品許諾競争の激化による版権料の高騰などの要因が重なり、ウルトラマンAのソフビ玩具物は、当初の思惑から外れ、商品生産を厳選した縮小傾向にシフトし、本作品中盤から一部を除き、ほとんどのウルトラマンA超獣ソフビは発売されませんでした。

1971年の帰りマン・ミラーマンの玩具販売・生産拡大路線から変わり、商品を厳選して生産せざるを得ない状況になると1972年以降のウルトラ怪獣ソフビの売れ行きに陰りが出始めます。
実際にウルトラマンA超獣ソフビの売上は、帰りマン怪獣ソフビの1/3程度で、ウルトラマンAの版権許諾契約金の7,000万円をペイできるほどではありませんでした。A以降のウルトラマンタロウの怪獣ソフビもスタンダードサイズの発売は無く、他サイズも種類がかなり減少します。

時のブルマァクを取り巻く厳しい環境の中で、今までのソフビとは違う素材で新製品を企画し、マスク着脱で変身気分を味わえ、見栄えする大きいサイズで変身ブームに見合う造形ながらも、このウルトラマンAポリ人形用の生産体制を新しく用意する必要がある等の、コストや当時のブルマァク状況から手間暇かかる商品の生産にGOサインを出せず、結果として発売を見合わせることとなったのです。

118ウルトラVINソフビ

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