【商品番号】1008 【商品名】ウランちゃん 歩行人形 【メーカー】浅草玩具 【発行年】1960年代 【サイズ】485mm 【国】日本 【素材】ソフビ、ポリエチレン 【状態詳細】[本体:並]右足に補修あり 【最低落札価格】650,000円
【コメント】 頭と腕はソフビ製、その他はポリ製です。 本体頭部共どこにも刻印やメーカーロゴなどはありません。 ソフビ素材による右足の補修は、頭部・腕と同じヤケ具合からメーカーによる生産当時のものとおもわれます。 両足の付け根部分に金具が内蔵されており、片手を上げ手前に引いてエスコートすると左右の足が交互にトコトコ動く歩行人形となっています。 歩行させるのにはコツが要りますが、引く子供の身長に合わせた位置で引っ張ってあげると上手く歩行します。 当時、浅草玩具からはエーワンドールシリーズとして、「みよちゃん」55cmと「さゆりちゃん」48cmの2サイズのノンキャラクター植毛人形を販売していました。アトムの人形化に当たってこれらの人形の身体を流用しています。 ただ、ウランは「さゆりちゃん」をそのまま流用すると幼児体系の人形になってしまうので、イメージを近づけるために足のみは別のパーツを使用しています。ウランの足はセルロイド製の起き上がりこぼしで有名な児童向け玩具メーカー「キャネロン」が販売した歩行人形と共通のパーツが使用されています。 鉄腕アトムのアニメ放映が63年~66年。キャネロンの歩行人形は60年代中盤から後半の販売となり流通時期は重なります。当時の玩具カタログではアトムの歩行人形2種の広告は確認できますがウランちゃんの告知は確認できません。アトムの歩行人形のヒットを受けて開発販売が行われたと思いますが、短期間の販売で終わった可能性が高いです(越崎)
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