大オークション大会

[1007] 小菅のジープ

  • 商品画像
  • 商品画像
  • 商品画像
  • 商品画像
  • 商品画像
  • 商品画像
  • 商品画像
  • 商品画像
  • 商品画像
  • 商品画像
  • 商品画像
  • 商品画像
  • 商品画像
  • 商品画像
  • 商品画像
商品画像

商品状態

箱9本体9

現在価格

76,000

開始価格

50,000

あなたの入札額

0

最終支払額

0円 (送料別)

入札件数

12

ウォッチ件数

17

残り時間

14日9時間

開始日時

2024/06/15 15:00:00

ライブ開始日時

2024/07/07 20:00:00

商品番号

1007

オークション形式

LIVE大オークション

入札単位 [詳細]

1,000

入札するにはログインしてください。

商品説明

【商品番号】1007
【商品名】小菅のジープ
【メーカー】小菅玩具工業
【発行年】1945~52年
【サイズ】105mm
【国】日本
【素材】ブリキ
【状態詳細】箱9本体9
【最低落札価格】50,000円

【コメント】
戦前から存在する玩具メーカー小菅(こすげ)には戦後を代表するブリキ玩具が2点あります。
1点目は昭和27年に発売されたマルサン/小菅のキャデラック。もう1点は「自動車の小菅」と呼ばれる原点となった通称「小菅のジープ」。
小菅のジープは、戦後第1号のブリキのおもちゃで、昭和20年の終戦直後、東京から大津に疎開でやってきていた小菅松蔵によって生まれました。
町中を走るアメリカ陸軍のジープを見て玩具化を思い付き、その場で採寸して図面を作ったと言われています。
10センチ弱と小さいサイズながら、バックにはスペアタイヤとオイルタンクが付属するだけでなく、後部座席も確保されており、アメリカ陸軍を表す星のマークもしっかりと再現されています
昭和20年12月京都の丸物百貨店で1個10円で販売し、生産を総動員し値上げしても販売速度は衰えず、1か月で10万個を販売したとも言われています。進駐軍の空き缶を使用した初代のジープは箱も付属せず、ゼンマイ動力を調達できなかったためゴム動力となっており、戦前に輸出商品として隆盛を誇った日本のブリキ玩具と比べても簡素な物でした。
今回出品の小菅のジープは初代から数年後に発売された品物となっており、MADE IN JAPAN表記でOccupiedの文字がないのですが、箱に描かれた小菅玩具工業の社名は昭和20年から27年までなことからこの期間に販売された品物となります。
車両は同じですが、終戦直後の物資が無い時代に作成された初代と違い、再利用したブリキを用いず、ゼンマイが搭載され、車体底面のレバーで前輪が可動するといった戦前の小菅の技術が組み込まれています。
また、初代とは違い兵士が乗っている仕様となります。兵士は別パーツとなっており、腕も別になっているだけでなく、ハンドルも別パーツとして追加されています。
車体の見直しと共に外箱も付属する事からデラックス版といった意図も感じられ、小菅松蔵が本来作りたかった小菅のジープの完成形といった仕様となっています。
このジープがヒットしたことから他の玩具メーカーもジープのブリキ生産が盛んとなり、戦後日本のブリキ玩具産業の復興につながりました。
今回の品物は箱が付属するだけでなく、ほとんど遊ばれた形跡がない本体状態となっており、車体や兵士の塗装は戦後79年間そのままであったかのような艶を保持しています(越崎)

122ミリタリー

商品の情報

商品(梱包)サイズ
70 mm × 105 mm × 50 mm
重量
1 g

この商品に対する質問

この商品に質問するには、ログインをしてください。
オークション参加権利のある方のみ質問をすることができます

大オークション商品の状態表記について

この商品と同じカテゴリの商品