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[1007] Meiro 2(16) 1960(S35)02.05

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貸本・ヤケ・シミ・カバー折れ破れ欠けイタミ・カバー~本体濡れ跡シミヨレ・表2&3ビニカバ貼付跡・裏見返し伝票貼付・下部小破れ有

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2025/06/15 15:00:00

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2025/07/07 21:00:00

商品番号

1007

オークション形式

LIVE大オークション

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商品説明

【商品番号】1007
【商品名】Meiro 2(16)
【メーカー】若木書房
【発行年】1960(S35)02.05
【サイズ】A5
【ページ数】192P
【備考】カバー付
【状態】6
【状態詳細】貸本・ヤケ・シミ・カバー折れ破れ欠けイタミ・カバー~本体濡れ跡シミヨレ・表2&3ビニカバ貼付跡・裏見返し伝票貼付・下部小破れ有
【最低落札価格】100,000円

【コメント】
裏見返し伝票貼付
本体(裏表紙)濡れ跡シミ
つげ義春「古本と少女」
フカイヒロー「その夜の仕事」
おのづかけんじ「命を賭ける」
つげ忠男「吹雪」
シミ有
奥田庄太郎「勇気」
つげ義春「漫画随筆 第4回 わが貧乏時代」
つげ忠男「山犬」
鹿野萌「あごひげ探偵」
石黒昇「鮮血の手帳」
『おばけ煙突』制作と創作の行き詰まり
つげ自身が「急に書けなくなったのは『おばけ煙突』を描いた頃から」と語るように、本作は彼にとって創作上の大きな転機となりました。貸本マンガ特有の長編志向から解放され、自身のペシミズムと幻想性を自由に盛り込んだ反面、作品完成後にそれまでの創作エネルギーを喪失してしまったのです
また1959年に入ると、
『迷路』への短編掲載に絞られた執筆体制
締切に追われタイトル先行でストーリーが浮かばず、予告破棄時に「補償金」を脅される経験
下宿の主人に誘われ麻雀にのめり込んだこと
などが重なり、「締切恐怖症」を招いて筆をさらに休ませる結果となる
作家性の転換点としての立ち位置
『おばけ煙突』は、つげ義春にとって単なる短編の一つではなく、
1. 貸本劇画家としての制約からの解放
2. 自己規定の崩壊 「短編作家」から「作家」へ
3. 以後の「旅もの」群や『ガロ』期の孤独と幻想を主題とした作家性の萌芽
といった三つの意味で核心を握る作品です。ペシミズムと幻想性を媒介に、彼の内面世界を露わにすると同時に、以後の代表作群へとつながる創作の基盤を築くことになります
『おばけ煙突』はつげ義春の作品群の中で「出発点」かつ「岐路」として、その後の漫画表現や作家としての位置づけを決定づける重要作となっているのです

【Meiro(2)(迷路?)】
「迷路」は創刊2年目となる1960年に書名を「Meiro」に一新し、5巻分(「迷路」からの通巻で19号迄)を刊行して終刊。「Meiro」期のナンバーはその編集がつげに委ねられ、作品を寄せると共に、表紙や編集後記、コラム等に添えられるカット等もつげが担当する事と。「Meiro」第2集に収録された「古本と少女」は古本屋に通う学生と、その店主の娘との交流を描いたロマンチックな一編。少し甘酸っぱいその内容はつげの抒情性と娯楽性が融合した良作。完成度高く、後に「月刊ガロ」にリライト作品が掲載されますが、その際も内容に変更点がなかった程(久保)

128つげ義春
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